人気投票には価値をみいだせないけれど、嬉しい気持ちは否定できない

仁亀が「恋人にしたいアーチスト」1位2位って事で、またしてもめでたいですね〜。仁亀さん、相変わらず人気者ね♪

それにたぶん、カツンの他のメンバーのファンで、仁亀さんに入れてくれた人もいるんじゃないかな。っていうか、オンでおオフでも、そういうカツンファンがいるって知ってます。亀ちゃんと仁さんのファンとして、本当にありがたいです。感謝し切れません。でもまあ、例によって私は、投票を忘れてしまったんですけれどもね(^_^;)。

それはそれとして、こういう人気投票的な形式のランキングは、ベストジーニストと一緒で、殿堂入りがあればいいのにってつくづく思います。「抱かれたい男」とかも。だって、誰でもいつかはその立場を誰かに取って代わられる日が来るでしょう?私、一度好きになると長い人なんで、少しずつ仁亀さんのファンが減って…っていうか、落ち着いて、ランキングに入らなくなる日が来ても、自分はまだ、彼らの事をしつこく好きなんだろうなって思うんだよね。まあ、私は、あんまり数字だのランキングだのが気になるタイプじゃないんだけど、(だから毎回投票を忘れちゃうんだけど)、やっぱり、上位になれば嬉しいし、ランクが下がっちゃったら切ない気持になるんだよね。めでたい話をしている時に、いつか来る切ない将来の事を考えるのって馬鹿みたいだとは思うんだけど(^_^;

1度記録を取れるのは嬉しいだけだけれど、連続記録にこだわりだすと、色々な所がギシギシきしみだすなあと思うんです。なんか、それにしがみつくあまり、みっともない事になるというか。がんじがらめになって息苦しくなると言うか。あ、もちろん、実際にみっともないのは、タレントさん本人じゃなくて、彼らを演出している事務所だったり、上げたり下げたり忙しいマスコミだったり、必死になる痛いタイプのファンだったり、って事なんだけど。でも結局そういうイメージはタレントさん本人に集約されていくわけで…好きな人がみっともない事態になるのは見たくないっていうのが本心。

だから、殿堂入りがあったらいいのに、って、いつも思っています。

でもまあ、私は長い目で応援するタイプのファンであるので、ランキングで1位を取ることとか、CD売上で1位を取ることとかには、細かくこだわりません。本来、若い内にしか使い物にならないと思われているアイドルという存在で世に出てきた彼らが、試行錯誤を繰り返し、努力を積み重ね、ソロ仕事の方向性を確立し、一般的なアイドルとしての適性年齢を過ぎても、芸能界で何らかの役割を果たす存在として認められ、生き残るかどうか、というサバイバルを応援するのが楽しいんだよね。私はね。

ジャニは事務所が大きいから生き残れるでしょ、って言ってしまえばそれまでで、実際まあ、生存率が高いからこそ応援するのも楽しいんだけど。だけど、実際、生き残れずに消えていった先輩たちだってたくさんいるもんなあ〜。消えていなくても、方向性を確立したとは、まだまだ言えない、アイドルとしては一世を風靡したけれど、1人のタレントさんとしては、まだまだこれからっていうタレントさんもいるしねえ。バラエティ&舞台に方向性を定めた人だと思い込んでいた大野くんが、突然ドラマで大活躍!とか、アイドル中のアイドルだと思っていた嵐から、ニュースキャスターが登場!なんていう、嬉しい方向転換もあったりするし。意外と楽しいんですよ、細くて長いジャニヲタ生活っていうのもね。

私は、2005年に、カツンさんたちの未来予想図を当時のブログに書いたんですよねー。6人でデビューして欲しい、そして、できるだけ長く解散せずに、グループとして活動して欲しいという願い以外に、個々のメンバーのソロ仕事への期待も書きました。

亀梨くんには、いつか、大河ドラマで主役をやって欲しいって書いてました。(まあ、たぶんこれは、当時タッキーが義経をやっていて、亀梨くんが雑誌で俺もいつかやりたいというような事を言っていたのを、そのまま書いたんだと思われます)。彼には、和の世界が似合うし、でも「武将」というようないかついイメージはないし、どんな役なら似合うかなあ…なんて、一生懸命考えていました。で、当時の私は、彼に沖田総司をやって欲しいと思っていたようです。これは今でも、いつかやって欲しいと思うお仕事です。大河ドラマという枠にも、主役という立場にも、今となっては当時のようには魅力を感じませんが、1年という長い時間をかけて、じっくりと国営放送の威信をかけて作り上げられる、大人の鑑賞にも耐えうる作品というものに、亀梨くんを参加させてあげたいと思う、母心です。

2005年の赤西くんには、スターの星の下に生まれた宿命から逃げないでください、と書いていますねえ〜。なんて上から目線で偉そうだったんだ、自分(汗)。今は、彼が、逃げているわけではない事を納得したので、全然そんな事は思いません。今は、赤西くん本人がやりたいとおっしゃっているのですから、ぜひ、ハリウッド映画に出させてあげたいと思いますね。海外ドラマで、日本人役とかもいいよね〜うん。なんだかんだ言って、アイドルを馬鹿にする人が多いのが日本人ですが、西欧で認められるという事に弱いのも日本人なんでね。そういう風に、ファン以外の人にも認められる仕事をガツンとして、赤西仁という才能を世間が認めたら、彼は………アホっ子ヘタレキャラを解禁してくれるのでは?(笑)。それが超見たいです!

田口くんには、今も昔も、ミュージカルをやって欲しいです。ミュージカルスターになって欲しいです。田口くんは今後どんなお仕事をしたいとか、全然言わない人だけど、思いっきり踊りたいっていう気持ちは伝わってくる気がする。カツンのお仕事では、田口くん、思いっきり踊れないもんねえ。歌も、ドラマでの演技も、かっこよく魅せるために、田口くんにとっては「抑えて抑えて」がいつもいつも課題なんじゃないかなっていう気がする。でも、ミュージカルの世界に行けば、田口くんは、抑えない方向で魅力を振りまけるように思うのです。そんな田口くんが見たいです。もしも田口くんがミュージカルに出る日が来たら、必死でチケットを取ってしまいそうな気がします。

4年前、聖くんと中丸くんには、バラエティ班として頑張ってほしいと思っていました。でも今は違います。2人とも、演技をしている姿があまりにも魅力的だったからです。もちろん、バラエティのお仕事でも、2人はある意味輝いています。でも、聖くんは、舞台か時代劇が似合いますよね。できれば、ジャニーズを離れた所で、本格的な舞台にどんどんチャレンジしていってほしいです。いわゆる、坊主でヤチャでギラギラでスキャンダルの耐えない田中聖のイメージとは、真逆のお仕事を地道に積み重ねていって欲しいです。田中聖の演技力を、表情の豊かさを、セリフ回しの上手さを、役を演じ切る底力を、彼がファン以外の幅広い人に認められて受け入れられるには、ちょっと時間がかかるかもしれません。でも、マイボス&白虎隊以降、聖くんは確実に、演技派の道を歩いていますよね。聖くんに役者としての未来が開けていますように。

中丸くんは、いまだに、可能性が多すぎて、あらゆる未来を夢見させてくれる、私にとって現時点で最高のアイドルです。時々中丸くんが、二宮くんと同じ属性を持っているように思えます。。。。ああ、またしても、また、またしても!嵐ファンを敵に回してしまいそうですね〜(笑)。もちろん、役者としてもタレントとしても、いまのところ中丸くんは、二宮くんの足元にも及ばない事はわかっています。私、二宮くんの事はかなり好きなんです。「南くんの恋人」からなので、古参とは言えませんが、それなり長い事見守り続けて、彼のタレントとしての色んな魅力を見てきて、そしてそのすべてを大好きで、ニノは本当に才能あるタレントさんでありアーチストさんだと思っています。二宮くんに比べたら、中丸くんはまだまだです。

でも、中丸くんが自分の素質を最大限に生かすために目標とするべき先輩は、二宮くんなのかもしれないと、最近すごく思います。上手に言えないけれど、二宮くんが持っているいくつかの美点を、中丸くんも持っている気がするんです。「自分がカッコよく映る」ことや「流行をけん引する」といった、いわゆるアイドルの素質とは違う次元に漂って、客観的に自分を取り巻くものを見て、幸運にも参加できた作品を、良いものにするために、自分をどこまでも殺す、そんなところが似ています。監督さんの期待に応えようと、全力を尽くす所が似ています。一見そうは見えないけれど、意外と計算のできるクールな努力家、そんな、意外にストイックな所が似ています。そして、そんな役者としての現場から、グループ仕事に戻った時、「突っ込み」として、頭の回転の速さが素敵なところも似ています。

二宮くんがその才能をメンバーに認められ尊敬されているのに対し、カツンさんたちは、中丸さんを大好きで大好きで大好きだけれども、彼の事を「突っ込み」としてよりも、「いじられ落とされキャラ」として扱う方が楽しそうな所が、ちょっと違いますね。もちろん、後輩は、先輩の良いところを見習いつつ、独自の個性を見出せない限り生き残れないわけですから、カツンさんたちに、中丸くんを、二宮くんと同じように扱って欲しいとは思わないけれど、日テレカツカツスタッフに操られている限り、カツカツでは、中丸くんの魅力が最大限にはアピールされない事が残念です。中丸くんは、カツンと離れていてもいい、冠番組とは他局であればなおいい(笑)、自分にできる仕事を中丸くんらしいせいいっぱいさでやって、ファンを、さらにさらに、虜にしてください。

上田さんに関しては、どんな夢を見ていいのか、どんな方向性に向かうかれを応援すればいいのか、ずっと疑問でした。2005年当時は、「君はペット」のモモ役をやって欲しいなって思っていたようです。松潤のモモは最高でした。でも、松潤が大人になって、男の色気をかもしだすようになってしまった時、モモ役は、上田くんにふさわしいように思えました。今でも、そう思っています。そういった段階を踏んだ後に、彼が、ミュージシャンの道に進みたいのであればそのように、それ以外の道にすすみたいのであればそのように、彼が進みたい方向に進める事を祈っています。上田くんの魅力は、彼の自由にあると思っているからです。マイペースを売りにしている赤西くんや亀梨くんよりもさらにずっと、自由であることが魅力であるのが上田くんですよね〜。

とにかくみんな、今すぐでなくてもいいし、今「人気絶頂のアイドル」などと言われなくてもいいから、頑張ってね。ファンがいる限りというより、必要としてくれるクルーや、スタッフや、番組があるかぎり、頑張ってください。できるだけ長く。