少クラプレミアム 二宮和也

後輩錦戸コメント+それを補足する先輩二宮コメントに痺れました。2人ともカッコイイねえ。この2人は、アイドルでありながら演技力も期待される立場っていうシビアな共通点があるんだよね、ってことには、関ジャニ∞では亮ちゃん派であり、つい先日まで嵐ではニノ派だった私は、この数年時々思いをはせていたことだったりします。(ごめんなさい、今は、絶賛櫻井ブームが吹き荒れているので、嵐では翔ちゃんにデレデレです。でももちろんニノも好き。)

亮ちゃんは、その演技力を評価されてきたけれど、それは多分、あたり役に恵まれたから、という部分が大きいと思っていたんです。「1リットルの涙」も「ラストフレンズ」の宗佑も。この2つの役に共通するところは、共演者との近い距離感とか、テンポの良い掛け合い、というものを要求されなかったところですよね。亮ちゃんは、気持ちを込めるのはすっごく上手なんだよね〜。雰囲気作りが上手い、っていうか。だから、彼1人で語るシーンでは、いつも、とてつもなく魅力的な演技をしていたと思うんです。

でも、私自身が関西弁をしゃべる亮ちゃんを見慣れてしまっているせいかな。標準語をしゃべるだけでいっぱいいっぱいになっているように見える演技があったり、相手役の人との距離が遠いというか、固いことが、画面に表れてしまっていたり、テンポが悪かったり、、、そんな風に、亮ちゃんの不器用さが、私のような素人にも見え見えであちゃ〜だったお仕事も…ありました…よね?亮ちゃんは、シリアスな演技で真っ向勝負できる人である!という、私の期待は変わらないんだけど、シリアスでない場面や作品では、時々、えーっと今の演技は放送して大丈夫?という瞬間もありました。上から目線ですみません!

そういう点で、つまりは、共演者さんと演技を通わせ、監督や演出家さんの期待に応えるという点で、二宮くんという役者さんは突出した才能をもっておられたんですね〜。「流星の絆」で、亮ちゃんを二宮くんと共演させた偉い人、個人的に私が萌える組み合わせであったという以上の事を、きちんと考えてのブッキングだったんでしょうね。本当にありがとうございました。そしてやっぱり、その期待にしっかり応えた二宮くんはすごいし、ボコボコにされたときっちり感じ取れる錦戸くんもカッコイイです。錦戸くんは、24テレビのドラマがはまり役の予感大だしね。2人ともまだまだ伸びるよ!<はい、上から失礼いたしました<(_ _)>

それから、嵐メンバーのアイドル論は、わかりやすくてシビアでいいですよね。相葉ちゃんは表現し切れなかたったけど、嵐メンバーの考えている方向性はたぶん、統一されていますよね。幅広く多種多様な仕事がこなせる自信がなければ、なかなかどうして、役者としてこんなにも認められているのに、自分は「アイドル」って事にこだわれないですよね。「人気が欲しくてやってるのにって思います」って言いきるニノって深いわ〜。

滝翼嵐以降、つまりは、SMAPというグループがバラエティでブレイクし、各メンバーがドラマでスターの地位を確立した後にデビューしたグループのメンバーは、ほとんどみんな「アイドル」という肩書の、長所のほうを評価しているんですよね。幅広く多種多様な仕事が出来て、チャレンジのチャンスが多くて、恵まれた仕事だ、って。でも、太一くんにとっての「アイドル」はちょっと違うんだよね。「アイドル」っていうのは、歌も演技も実力がなくて、ルックスだけで人気を得ている、子供向けの一時的なタレント、それがSMAP以前の「アイドル」。

太一くんとニノの、カメラのまわってないところでのやりとりが見たいなあ。