ボクらの時代

おじさん2人に挟まれる赤西くんがワンコで可愛かったです。はい。ま、内容に関しては目新しい事が何一つなかったのでとりたてて言う事もないですけど。1つだけ。

「挫折」のくだりね。これ、なんかの雑誌でも同じコメントを読んだ気がするけど、あらためて本人の口から聞くと、そうとう気になってるんだな、と。たぶん、悔しいんだろうな、と。だから、もうそっとしておけばいい留学の話を、本人自ら何度もネタにするんだろうな、と。

それにしても、赤西くんが言う「世間」って誰の事なんでしょうねえ?私の感覚で言う、いわゆる「世間」は、あの留学を「挫折」だなんて思ってなかったと思うけど。「挫折」だとは思えなかったから、あれは事件で、大騒ぎになっちゃったんだもの。「挫折」して芸能界を離れ、ちょこっと留学してみる若者なんて、常に履いて捨てるほどいて、「世間」というものはそういう若者に対してはいつだってドライで、あっさり忘れる。何年も騒ぎたてやしない。マスコミと、マスコミから発信される情報を鵜呑みにするしかない一般人、つまり「世間」は、赤西くんが「挫折」したなんて思っていなかったと思う。「挫折」ではないように見えたから、不思議でたまらなかったんでしょう。

赤西くんのファンや、カツンのファン、それにファンじゃなくてもジャニーズ自体に詳しかったり興味があったりする人なら、あの時期の赤西くんの留学を「挫折」ととらえる事なんて、余計にないと思う。だって、毎年毎年、何人ものジュニアが、それこそ正真正銘の「挫折」をして消えていく事か。赤西くんは「挫折」なんかしてなかった。

赤西くんはいったい誰に、「あなたは世間に挫折したと思われているよ」と吹き込まれたんでしょうね。留学の本当らしい理由をどうしても聞き出したい取材陣に、喧嘩腰に煽られでもしたんでしょうか。それとも事務所の偉い人が、赤西君を発奮させるべく吹き込んだでしょうか。

まったくもう余計な事しやがって!

ファンとして正直な気持ちを言えば、その話はもう、う・ん・ざ・り!