ヤマトナデシコ七変化 初回 感想

BANDAGE」がアジア進出だそうですごいですね!私はまだ映画を見られていないのでネタバレ避け中です(^_^;)。とりあえず今日は、いまさらですが、ヤマトナデシコ七変化の、少しは落ち着いた、叫ぶだけじゃない感想を…(笑)
 
ストーリー的な事を言うと、序盤、だーいぶ色んなところがとっちらかっちゃってるドラマでしたね(^_^;)。テンポが良すぎて…色々と説明がはしょられ過ぎで…原作ファンと、予習ばっちりのジャニヲタ以外は、これについてこられるんだろうか?とちょっと不安になりました。ま、こういう「ヲタク向け」に特化したドラマは萌えの投下も的確なので、きっと私は楽しめるだろうと、確信しました。

そんなわけで、スナコ捕獲シーンにおいて、スナコちゃんがホラー好きで、ホラーグッズで釣れるという事を、恭平はいつどうやって知ったのだろうか?という疑問で頭がいっぱいになってしまったのですが、そこに最初のリピポイントがやってきました!!!オープニングダンス!ヲタク発狂!PVみたいで素敵!それにカツンの曲を手越くんと内くんが踊ってくれるなんて、シャッフルユニットでカウコンみたいなお得感!ああ、カッコいい!あのダンスをひたすらリピってしまって、なかなか先に進めないっていうね(笑)。

やっぱり私は亀梨くんのダンスに目が引きつけられるんだよなあ。でも、あの無駄にクネクネした色気だだ漏れダンスは、恭平ではないよね(^_^;)。あれはいつもの亀梨くんだ。手越くんもね、ぶりっこダブルピースの愛らしさと、その直前のピースしようとしたらその前に手がひっかかっちゃってもたもた、というあたりのどんくさ感は手越くんでも雪ちゃんでもOKだけど、時々見せる眼光の鋭さはあきらかに手越くん!そして時々首の振りが抜けちゃったり足の向きが逆だったりしてもしれっと踊り続けるあたりも手越くん(笑)。そして、やっぱりプロは違う!というわけで、何十回目かのリピで宮尾さんにロックオンしてみたら、素晴らしいダンシングで驚きでした。アレンジも振りぬけもなく、どの瞬間を切り取っても美しい!伸びるべきところが確実にすべて伸びており、曲げるべきところを正しく曲げるだけで、あんなにも安定した美しいダンスになるのか!と、素人ながら驚きました。カツンのダンスには、そういう美しさって無いからなあ(^_^;)。個性を重視するあまり、彼らがかつて持っていた、ダンスユニットとしてのスキルを失ってしまったように思えて残念です。
 
そしてドラマ本編。やっぱり、どこもかしこも、恭平が犯罪級にカッコよかった!恭平ってば、なんたるツンデレ萌えキャラ設定!恭平に名ゼリフの数々を言わせてくれた脚本に拍手!これが毎週見られるだなんて、それだけで、2010年幸先いいです!

たぶん、みんなが言っている事だと思いますが、短髪のヅラを被ったホスト恭平が最強ビジュアルです。短髪の亀梨くん(しかもチャラい)には、トサカ期を思い出して涙ちょちょきれました。仲間に向けてピースしてる姿は、すっげー可愛いし、不機嫌な顔でホストやってるのもカッコいい。女のあごをくいっと掴んで「俺に酒作らす何ざあ百億年早いんだよ!」と、言い放った時には萌えがMAXに達しましたね!ホスト亀梨最高!つくづく、そういう役が似合うよね(^_^;)

男子3人の女装はちと厳しい。ビジュアルだけなら手越くんの女装はいけてるんだけど、しゃべるとオカマ臭くて惜しい。ほかの2人は見るからにゴツイ(^_^;)。とくに宮尾さんの女装はかなり厳しい(笑)。そして、確かに、内くんの脇はまったく映ってない(笑)

続くアクションシーンもカッコよかったですねえ。亀梨くん、喧嘩に強い役は初めてなんじゃ(笑)。殴られて傷だらけで横たわる亀梨くんに何度となく萌えてきましたか、詐欺師ホスト軍団をボコボコにする亀梨くんもカッコよかった!スナコちゃんとの「うわあー!」「オレだよオレ!」のやりとりにも笑ったし、女子をひょいっと担げる亀梨くんにも萌えでした!萌えでした!大事なことなので(ry。スナコちゃんのアクションもカッコよかったなあ〜。正直、2話の予告で見た前髪ありのスナコちゃんのほうが可愛かったけど、今回のごくつま風着物スタイルもインパクトは大で良かったですね。

原作にはいなかった、子供店長ことタケルですが、意外と自然にストーリーに溶け込んでいて、演技も上手で、とても良かったですね。タケルの面倒を見る、という明確な理由ができたので、あのスナコちゃんが北海道から東京に出てくるって事も納得できたし。タケルと恭平のスキンシップシーンはいちいち萌えでしたし。ツンデレ×子供=はぁーん。ただ、タケルがああいう風に、男子チームとスナコちゃんの間に入ってしまうと、男子チームで一番スナコちゃんに優しくするキャラの、雪ちゃんが出番を食われるぞ、と、思ったりして。手越くん、頑張れ。雪ちゃんは今回、たしかに可愛かったけどあんまり活躍がありませんでしたが、2回目以降、その可愛らしさを生かしての活躍があるはずなので期待してます。おかまっぽくないぶりっ子を研究してください(笑)

蘭丸と武長はそれぞれにそれなりに活躍していましたが、うーん、武長は今後に期待って感じかな。内くんが人気者になるには、もうちょっと見せ場が欲しいところですよね。クールも頭脳明晰もまだアピールが弱かったです。武長が立てた詐欺師を騙す計画っていうやつが雪女ちゃんの横やりで失敗してしまったのが何か残念だったなあ。武長の計画は成功して欲しかった!だけどまあ、ねえ、成功しちゃったら、恭平とスナコのアクションシーンがいらなくなっちゃうもんね。しょうがないか。

蘭丸は見事だったと思います。短い登場時間、少ないセリフで、あのキャラ立ちっぷり!宮尾さんすごい!吹っ切れてる!舞台慣れしているからか、表情の変化も、声の抑揚も大きめで、普通のドラマではやりすぎ感が出ちゃうのかもしれないけど、このドラマであの役ならピッタリ!宮尾さん、やりますねえ!素晴らしいお仕事です!私のツボにはまったのは、高島さんとの「手出したら地中海に沈めるわよ!」のやりとりでした。もう笑った笑った!最高に笑えた!高島さんと言い、カフェ「迷宮入り」のマスターといい、本職の役者さんが参加しているシーンはやはり、テンポが良くて安心感がありました。
 
この初回、1話と2話に分ければ良かったのになあ。スナコちゃんの顔が出るの早すぎだしなあ。スナコちゃんのホラーっぷりを存分に印象づけていただいた後だからこその、顔を出した時の「えー!うそっ!可愛い!」っていう衝撃が欲しかったんですよね。初回はスナコちゃんの顔は出ずじまいくらいで良かったのかも。1話完結にこだわらず、初回は徹底的にドタバタホラーコメディして、スナコちゃんの顔やコンプレックスのもろもろが明らかになるのは2話でって事でよかったのかも。恭平のコンプレックスっていうのものね、明らかになるの早すぎたんじゃないかなあ。これからどうやって展開させるつもりなんだろうね?

それに、TBSだからかもしれないけど、ちょっと真面目部分が濃いかなあという気がします。ドタバタありえへんコメディ部分7に、コンプレックスがどうたらという真面目部分が3くらいの割合が調度よいのではないかな?と、勝手に思っているのですが、初回から真面目部分をしっかり説明してしまったため、ドタバタありえへんコメディとしての楽しい部分の時間が足りなかったように思います。そのあたりと、あと、男子4人のわちゃわちゃシーンをもっと増やしてくれる事、これを2話以降に期待します。

視聴率?そんなの関係ねえ!…と、言いつつ、気にならないわけがないんですけど。はい。