4thアルバムの感想 その1

「1582」と「care」の感想は小出しに書いてきたんで、それ以外の曲で聞けた分の感想。手元にCDが届いて綺麗な音源で歌詞見ながら聞いたら違う感想になるかもしれないけど、いまのところ、の、感想。
 

「sadistic love」
タイトルのインパクトが強すぎてねー。最初は、そんなにサディスティックじゃないじゃんガッカリ、みたいな感想でした(笑)。でもこの曲、けっこう好きかも知れない。ちょいエロの大人っぽい歌詞とマイナーなメロディを、おしゃれな感じの軽いロックにアレンジした、めっちゃKAT-TUNっぽい曲ですね。聖以外の声がラップをやるのを久々に聞いて新鮮でした。これは完全にライブの美味しいところでやるんだろうなあ。オープニングは「7days battle」だと決め付けていましたけど、この曲っていうのもありかなあ。CDをゲットしたらリピりたいと思います。
 

「NEIRO」
普通のバラード(微妙に誉めてます)。コンのエンディングっぽいなあ。KAT-Nの美声が堪能できますね〜。そう、目立とう精神のあまりラップとボイパで立ち位置を確立しちゃった聖くんと中丸くんだけど、実はかなりの美声なんだよね。赤西くん不在のアルバムで、あれ?赤西くん?って思ったパートは、かなりの確率で聖くんだった気がします。KAT-TUNメンバーに歌で客観的な順位をつけるなら、もちろん赤西くんが1番なんだろうけど、2番は亀梨くんではないんじゃないかと思う。(そんな私は亀梨ファンだけども。)

でもね、でもね、亀梨くんの声が入っていないと、KAT-TUNの曲にはならないんじゃないかっていうくらい、亀梨くんの特徴ある声は重要だと思うんだよ。6人がユニゾンで歌っても、誰とハモっても、けっして埋もれない、ハスキーだけどこもらない、ハリとツヤのある素敵な声だよね。

あと、亀梨くんって、ものすごく表現力がある人なんだよねー。それはダンスでも演技でも活かされているけど、歌声だけでもやっぱり、その表現力はピカイチだと思う。ただ上手いっていうのとは違う、詞をうたう力。KAT-TUNのKである限り、亀梨くんがソロで音楽活動をすることはないと思うけど、亀梨和也ソロアルバムっていうのは、ちょっと聞いてみたいです。できれば、全曲プロの作家陣で。亀ちゃんには作詞作曲などしないでいただいて、その表現力を堪能したい。

…全然「NEIRO」の感想になってないわ(笑)
 
 
「花の舞う街」上田竜也
いい曲ですねー。カラオケでも歌いやすそう。はなまるで披露して下さったあのピアノの綺麗な曲でしたが、意外とそんなにバラードじゃなかった!バラードでもなく、とがったロックでもなく、爽やかだけど、ちょっと切ない、ミディアムテンポのラブソング。それなのに、上田竜也ワールドは全開。上田さんの声が歌っていなくても、きっと上田さんの曲だってわかると思う。

キャラでは迷走し続けたけど、楽曲では、上田竜也というものをぶれる事なく確立し続けている上田さん、やっぱり才能があるんだと思う。努力も続けているよね。上田さんに関してはいつも可愛い可愛いとしか言ってないけど、そういう所はカッコイイです。

そして、なんてストレートで可愛らしい歌詞。おばちゃん、ちょっと、赤面(笑)。でも、ロミオとジュリエットが悲劇で終わらなかったVer.だなんて聞くと、あっさり感動!たっちゃんすげーわ。

 
「WIND」田口淳之介
普通に爽やかないい曲でした。よくできてた!まあ、編曲の方の力も大きいんだとは思うけど、初めて作った曲がこんなに素敵な曲なら、ファンとしてはバンザイ!な感じではないでしょうか。レゲエでもなくて良かったよね〜(笑)

それに、田口くん、「夏の場所」に比べてもさらに、歌が上手くなったなあと思いました。声を張り上げてばかりの田口節はすっかり息をひそめて、爽やかソングにマッチする綺麗な歌声でした。特に高音が綺麗に出ててびっくりだ〜。

でも、これ、あの…コンでは口パクじゃね(笑)?田口くんにはキーが高すぎるんじゃないかと思うんだよなあ。歌いだしの伴奏はピアノだけで、生で歌うのはかなりチャレンジャーな感じだし。せっかく自分で作るんなら、自分の歌いやすいキーにすればいいのにね。まあ、田口くんの場合には、生歌には全然こだわりません!口パクでバリバリ踊ってくれたほうが嬉しいです!そろそろ田口くんの本気のダンスが見たいよ。ずいぶん長い事見ていない気がするよ。

でも、まあ、この1曲だけでは、田口くんに作詞作曲の才能があるかどうかは判断できないなあ。いい曲なんだけど…あまりにシンプルで、まだまだ個性が見えてこない感じ。(ド素人なのに、上から目線ですみません。)

上田くんの初作曲初作詞、赤西くんの初作詞、どちらも初めて聞いた時から、その才能にピンと来るものがありました。亀梨くんの初作詞(「絆」)からは才能っていうより、一生懸命さばかりが伝わってきたんけど、その後、彼の紡ぐ言葉の数々を聞いて、作り続ければ伸びるタイプなんだろうなー、と、思っています。中丸くんの作詞は、才能うんぬんというより、乙女な内容に赤面しつつ萌えてる感じですが、それもまた彼の個性ってことで、作り続けてほしいと切望しています。

田口くんの作詞作曲の才能に関しては、個人的判断は保留だなあ、と思いました。だから、また作ってね。田口くん飽きっぽいから心配だけど、作り続けてください。田口くんの作詞作曲の才能がどんなものなのか、私はとっても知りたいから。あなたの事をもっともっと知りたい、って、恋の自然な欲求でしょう?(仁亀ファンが田口くんに恋したっていいじゃないか、エヘ(笑) 

(聖くんのソロ楽曲に関しては、私には良し悪しがわからないんです。あのジャンルの曲をほとんど聞いてこなかったから。でも、ソロを歌う聖くんがカッコイイ事はわかる!きっと永遠に、それ以上の事はわからない気がするゴメンナサイ。それでも、こきたんLOVEだよ!)
 

「moon」
ベッタベタに和風なイントロ。その後の音も詞も和風テイスト満載のロックで、なかなか興味深い1曲。これはこれでKAT-TUNっぽいですね!聞きごたえがあります。解禁前に、亀梨くんのソロがこうくるんじゃないかなあと予想していた感じが、まるっとこの曲でした。だから6人で歌っている事がわかっていても、この曲は全体的に亀ちゃん曲って気がするなあ。KAT-TUNだと和風パフォーマンスは亀ちゃんの専売特許って感じになっちゃってるからかなあ〜?。それに、月っていうのもやっぱり亀ちゃんっぽい気がするよね。なんだろう、なんでだろう?(ちなみにこの場合、相対的な太陽は当然仁くんですよ。)