可愛いなあ、でもカッコ悪いなあ。

メンバーの調子が悪そうなら心配する事はもちろん、コンサートの出来が悪いと批判したり、メンバーにダメ出しをしたりするのも、もちろん愛があるからこそ。それにね、実はそんな一見ネガティブな感想を吐き出しあったり、ブログに書いたりするのも、すっごい楽しい事なんですよね〜。「悪口」にしか聞こえない会話であっても、超楽しいファン活動の一部。

そりゃあねえ、自分が子供だった頃や、誰かにおちてすぐの頃は、素敵!大好き!楽しい!ってそれだけを追い求めていたし、それしか目に入らなかったし、そんな自分が、一番楽しい方法で楽しんでいる最高に幸せで正しいファンだと思っていたような気がします…古ーい記憶をたどってみれば(^_^;)。ま、そんな記憶もあるので、溺愛系盲目デレデレのブロガーさんの文章にも、共感できないわけじゃないです。自担がどんなに手抜きの仕事をして他メンに迷惑かけ客に不快な思いをさせていても「きっと体調が悪かったんだね。えーん、可哀想。働かせ過ぎだよ〜。休ませてあげて〜。○○くんが死んじゃう><」みたいな文章に、心を洗われる時もありますわ。私は批判系ボロカスブロガーが年をとって多少丸くなった系なので、そういう文章は書けませんけどね…。やっぱり、○○くんには忙しがるほどお仕事入ってませんけど?って言いたくなりますし(笑)。1部は頭痛がするみたいでつらそうだったけど、2部は元気だった!なんてレポを見たら、それって二日酔いじゃね?とか思うしなー。もちろん、これは自担が相手でもね。

こと、萌えの対象がジャニタレさんである場合、不安定で不完全である事を確認すればするほど、愛しさも増す、みたいな所があるんですよね。それに、変化を見守る楽しみ、とか、過程を観察する喜び、とかを味わうにあたっては、いい時期も、悪い時期も、両方なくちゃつまらない。今は悪い時期だぞ、と自分が感じればそりゃあ、「不安」「不満」「心配」「失望」「怒り」みたいなマイナスの感情がわき出すのはあたりまえ。それを言ったり書いたりするのだって自由だし、それも全部ひっくるめて、楽しいんですよ。楽しいからファンやってるわけですよ。

ブログに、マイナスの感想や批判を書くと、「じゃあ辞めれば」とか「嵐にのりかえなよ」とか「お前なんか本当のファンじゃない」とかいう意見をいただく事があるんですが、それ、違うから!私の場合、ぐずぐずぐだぐだと、こういうところで、メンバーや、コンサートや、冠番組にダメ出ししまくってる時っていうのは、今、ファンやっててすっげー楽しい、っていう状態の時です。自担があまりに立派になって、ダメ出しする隙も必要もなくなったり、逆に、諦めの境地に達して何も言う気がなくなってしまったりすると、たとえ彼らを好きだという気持ちは変わらなくても、なんとなく盛り上がらないなあ、つまんないなあ、という感じになってきて、下りたり終わったりするんですよね、私はね。

で、こんな長い前置きをして、何が言いたかったのかというと。

赤西仁、顔洗って頭冷やして出直してこい!まあ、しばらくは、ソロの映画&音楽活動を楽しく気持ちよくやり切って欲しいので浮かれてて欲しいんだけど、次のカツンのツアーまでには、心を入れ替えるように!

って事です。レポを見て妄想してニラニラしていたただけの人間に、コンサート全体の感想など持ちようもありませんが、「カツンの曲では踊らないのに、自分のソロだけは完璧に踊ってた」という事実は、どんな理由があるにせよ、私の中では「なし」です。1日や2日のことなら、なにかしら理由があったんだろうね、ですむ話ですが、そうじゃないんだもんなあ。良い悪いで語るようなことではない気がするので、うまい言葉が見つからないんですけど、いくらなんでもそれは「なし」だぜ!目を覆いたくなるくらいにカッコ悪いぜ!

カツンがどんなに放任主義で、マイペースな人間の集まりで、個人プレーに走りがちなところが魅力のグループであったとしても、いくらなんでもそれは「なし」。心の中でどうおもっているのかなんて、ファンにはわかりませんが、その行動が「なし」です。自分の人気が、そして、自分のこれまでとこれからの芸能活動が、グループという母体あってこそ高まり持続しているのだという事を無視するような行動をとってしまっては、ジャニタレとして魅力半減です。現時点で超カッコ悪いと思うし、将来的にはグループ全体の魅力を損ない、長期間にわたって続けばファンとグループの間に溝を作ります(←経験済)。そんなこと、彼らが知らないはずはない。赤西くんはもちろん、そんな彼を放置しているんだとしたらメンバーやスタッフもね、もうちょっとカツンというGを大事にして欲しいと思います。

あとねえ、アーチストって呼ばれたいんだもん(by赤西)病みたいなね、とっくに卒業したはずのところにまた舞い戻って反抗期を起こしてるんならね、ああ、可愛いなあと萌える気持ちもありつつなんですが、やっぱり叱ってやりたい気がしますね。本当にアーチストになりたいんなら、事務所を辞めてオーディションからやり直せ!(もちろん、本当に赤西くんにそんなことされたら、泣きますけどね…。)

それから、もう1つ、それ「なし」なんじゃないかなあ、って思ったのは、アンコール無しの公演があったこと。これはないよなあ。だって、アンコールはあるのが当然だからね、という演出を長年続け、ファンにそう思い込ませたのは、ジャニーズさんたちのほうなのですから。

メンバーが思いっきりはじけて、自由に動いてくれて、客席と一体になって盛り上がるアンコは、それが一番楽しい時間!って思って、楽しみにしてチケットを取るファンもいるくらい、ジャニコンでは大事な演目です。ファンサ目当てのお客さんにとっても絶対必要な時間だとうかがっております(^_^;)。ジャニコンのアンコは、他のアーチストさんのコンサートでのアンコールとは、かなり意味合いが違う気がします。それが突然無いって事になれば、物議を醸すのは当然です。不平不満を言うお客さんは当然いる。いて当然。

なんらかの事情で演目をどうしても減らしたい、時間を短くしたいというようなことであれば、本編から曲を削るほうが、アンコを削るよりはまだましで、ファンの落胆が少ないんじゃないでしょうか。もちろん、これでは、アンコの定義を無視しているのはわかっていますよ、だからジャニコンに限った話です。まあ、こういうところで他の事務所のアーチストさんとジャニを比べるのは無意味ですよねー。ジャニコンは良くも悪くも、ある意味伝統芸能だからね(笑)。

そんなわけで、アンコ無しの公演があったことは残念でしたが、まあ、それはたった一度の事。何らかの緊急事態だったのでしょうから、ここはそう目くじらをたてるつもりはありません。ただ、それは「なし」の部類だぜ!っていう、個人的見解を述べてみました。

あとは、なんだっけなあ。ああ、赤西くんと上田くんが、グラサンかけっぱなしな件、ね。うーん、2人ともグラサン似合うしキャラにもカツンの曲の雰囲気にもだいたい合ってるから、個人的には、そんなに目くじら立てるほどの事とは思わないけどねえ。でもあの麗しいお顔が隠され続けていると言うのはもったいないよね。自分の顔をファンが見たがっているのはわかってるくせに、ずっと隠し続けると言うのは…2人とも、何考えてるんだか分かんないねえ〜。これもあれですかね、アーチストって呼ばれたいんだもん病の症例の1つでしょうか。可愛いなあ…でも、カッコ悪いなあ。