なんといまさらタッキードリボDVDの感想

今年のドリボの評判がなかなか良いようなのにDVDにはならなそうだという事で、悲しくなってしまったので、過去ドリボDVDを見ようと思いました。そういえば、あれはもう何年も見てないんじゃないかな?と思い、タッキー編にしてみました。ああ、カツンもエイトもみんな若いわ〜。エイトの年上組とヤス君はすでにさすがの演技力です。すっかり舞台慣れしてて、不良役がはまってます。迫力です。丸ちゃんと亀ちゃんと聖くんもセーフだと思います。しかし、赤西くんあたりからギリギリかな〜(笑)。演技力…以前の問題として、これ現場でセリフ聞き取れたのかなあという、ね(^_^;)…舞台慣れしてないというか、舞台向きでないというか。そして、大倉くんと淳竜雄のセリフの少なさたるや(笑)。このDVDをしょっちゅう見ていた頃、私が大倉くんの魅力に気がつかなかった事は、いたしかなかろうと思いました。今見れば、お、大倉カッコイイ!っていうシーンはたくさんあるのにね。
 
そして、ですね。とにもかくにも、踊るカツンに目が釘付けになりました。自分が踊るカツンにいかに飢えていたのか、思い知りました。ちゃんと踊るカツンはいい!踊るカツンが大好き!すさまじく素敵!こんなカツンはデビュー後見てないし、これからもきっと二度と見られないんだろうなあ。そう思っているから余計に素敵に思えるのかもしれないけど…踊るカツンはすげーんだったよ!もう忘れてたよ(笑)!

まあ、今、ドリボやショックに出ているジュニアの子たち、MAやMADやエビキスに比べたら、カツンさんたちのダンスは揃ってはいませんよ。すでに個性むき出しですよ。滝ちゃんが男らしくビシッと決めてる時に、その両脇で亀はクネっと仁はムフっとお色気対決してますし、上田さんはガクト期なので省エネダンスですし、他の3人も、まあ今と同じ感じで個性を確立してるので、すでにカツンらしいです。ええ、赤西くんはすでに、ダンスだけすればいい時はキレもあるし色っぽいしエロいし(笑)素敵ですが、歌いながら踊るのは無理らしく、振りが流れたり抜けたりしてます。まったくもって、いまと同じです(爆)。でも、なんか違うんだよね。何が違うんだろうね…やっぱり…赤西くんかな(苦笑)。歌と踊りの同時進行が苦手らしい赤西くんが、ダンサーに徹する事のできる時、カツンのダンスはすげーのかもしれません。

やっぱりもう、二度と見られないんだろうなあ。今年はカウコンあるんですかね。もしあるなら、先輩バックのカツンという企画プリーズです。ダンサーに徹する赤西くんがいて、ちゃんと踊るようになった上田くんがいる、ロクンのバックダンスが見たいよ〜。

あと、大きく違うのは衣装ですね。デビュー後のカツンの、ゴテゴテ飾りのついた、まるでお揃いじゃない衣装は、見ごたえはあるけれども、ダンスを殺していると思います。ダンスで売る気がないんだろうなとは思いますけどね。ビシッと揃うかどうかはともかく、それぞれにあんなに踊れる子たちなのにもったいないな。たまには、シンプルで、お揃いに近い衣装で踊ってくれたら、たとえバラバラでも、めっちゃカッコイイと思うんですけどね。
 
それから、ドリボのストーリーってこんなに進化したのね!って、忘れてたからちょっと驚きでした。一番変わったのは、チャンプとタッキー(カズヤ)の関係性ですね。もともとは、2人は赤の他人だったんだね。チャンプとタッキーは、タッキーの映画出演をきっかけに出会って、真琴さんを巡って三角関係になって、敵対するようになるんだよね。今のドリボは母子と友情の物語だけど、最初は父子と男女の物語だったりしたんだわ。あら、びっくり。忘れてたわ。カズヤとチャンプが過去に女を巡って争った的な過去があるという設定に、なんの意味があるんだろう、ってずっと謎だったんだけど、初期設定が消えきらずに残ってただけだったのね(笑)。

あと、タッキーが「幻の作曲家さん」で、俺の曲が勝手に歌われてどうのこうのというのもね。このタッキードリボでは、一応ストーリー上意味があるのね。カズヤ版になってからは、その設定になんの意味が…っていう感じでしたが、これも初期設定だったのね〜。

こうしてみると、ドリボはドリボなりに、つじつまの合う、意味のわかる物語へと、進化しているのですね〜。ああ、やっぱり今年のドリボのDVDが欲しい。