赤西くん雑誌露出雑感(セクシーだだ漏れの素敵ビジュアル以外で)

アルバムを聞くその前に。赤西くんの雑誌露出に対して考えた事を吐き出しておこうかな、と。そうしないと、音楽を楽しめなくなりそうな気がするので。あ、別に悪口は言ってないけどA担さんは逃げたほうがいい…かも?

グータンヌーボーは見ました。あの…ロケ部分は早送りしましたけどスミマセン(^_^;)。だから、すごく短かった(笑)。なんか「BANDAGE」関係では、雑誌の露出が異様に多い割に、テレビでの映画のPRがほとんど無かったよねえ。そして、少ないテレビ出演の1つがこの短さって…ちょっと不満だわ〜。映画の宣伝ってこんなもんなんだっけ?でも、今日の赤西くんはカジュアルスタイルでお髭が無くて可愛かったです♪あの目を隠してしまうハットに比べたら、ニット帽スタイルのなんと素晴らしい事!
 
その1
コバタケさんが、今回の映画の主役としてピンと来た赤西くんは、2006年の赤西くんであるという事。2006年の赤西くんは、それ以前から彼を見てきたファンにとっては、暗黒期でありましょう。「デビュー出」というファンもいらっしゃるようですから、もちろん2006年も赤西くんは魅力的だったのでしょうけれど、それ以前に放出していた眩しいほどの輝きが、どこかに雲隠れしてしまっていたのが2006年。具体的には言いませんが、総合的に言って、あの時期の赤西くんは暗かった(笑)。そして、ファンが、心配のあまり発狂しそうになった時に、とうとう、いなくなってしまった。それが2006年。2006年の赤西くんも、赤西くんを構成する一面ではあるけれど、それを前面に押し出されてファンが喜ぶわけ以下略。

その2
各媒体の映画の宣伝は、赤西くんやカツンのファン以外の人に向けて発信されているという事。ファンなら、赤西くんが主演するというだけで、売り込まなくても勝手に見に来るんだろうと思われている。もちろん正解です。そういった制作サイドの意図を汲んでの宣伝活動だから、ライターさんが書く赤西くんのインタビュー記事も、コバタケさんや岩井さんのコメントも、赤西くんのファン以外の人達を映画に引きつけるために演出されている。もっと言ってしまえば、ジャニタレが主演と言うだけで作品を毛嫌いされる事を恐れ、「ジャニーズっぽくない赤西仁」「アイドルとしてじゃない赤西仁」を強くアピールしている。もちろん、興行収入は赤西人気にかなりの度合いで依存しているので、ジャニヲタの機嫌を損ねないようにと気を配って、赤西くんを誉めちぎってみたりする。でも、ヲタクが本当に喜ぶのは、赤西くんが誉められ持ち上げられチヤホヤされることなんかじゃない。SMAP兄さんたち並に百戦錬磨であったり、嵐ちゃんたち並の空気を読むバランス感覚を持つタレントさんであるならともかく、日本語に不自由で口数の少ないアーチストになりたいんだもん病のアイドル「赤西仁」なんて、ライターさんの手腕でいかようにも演出可能。よって、描き出される「赤西仁」像は以下略。

その3
コバタケさんは名プロデューサーで、人心掌握術を心得ているのでしょう。そしてどうやら赤西くんは、得意な分野の人材らしい。映画が完成し終わって、宣伝活動が始まってから、コバタケさんの公式の発言は、やけに赤西くんを喜ばせすぎるものばかり。赤西くんはわかりやすく誉められて伸びるタイプであるので、赤西くんに好意的な偉い人にとっては、あんなに扱いやすい人材も無いでしょう。でも、コバタケさんは、さらに一歩踏み込む。メンヘラ系女子を口説き落とし懐に収めるその手練手管を、赤西くんに対しても繰り出しているように見えて笑える。あまりにコバタケさんが大物だから、そして、赤西くんに「そういう人」(=誉められたい、認められたい、構ってもらいたい、自分に自信がない、さびしがり屋さん…って感じかなあ。上手く言えないけど。)なイメージがあんまりないから、そこまであざとい感じにはなってないけれど。そりゃあ、主役が気持ち良く舞い上がっていたほうが、宣伝活動は上手くいくだろう。でも、赤西くんを喜ばせる発言は、残念ならがら必ずしも、赤西くんのファンを喜ば以下略。

その4
「マイペース」がモットーで、メンバーからも何かと「マイペース」と描写される赤西くん。それはそれでもちろん、ある面では本当なんだろう。テレビの画面ごしだったり、雑誌のコメントからだったりではあるが、彼の「マイペース」を私も感じる事はある。でも、その「マイペース」は、赤西くん自身の不器用さと言うか、彼にとってはそうするしか他に手がないからこその、しょうがないなあで許される「マイペース」であるように思う。赤西くん自身からは、自分の「マイペース」によって自分が目立ちたいというような欲や、カツンや共演者など仲間たちを、蹴落としたり、操ったりしたいと言うような我儘は感じられない。

良く言えば「マイペース」であるところの、赤西くんの頑固さというか不器用さと言うのは、どんな盲目ファンでも否定できない事とはいえ、赤西くんはマイペースなだけの人ではない。赤西くんは、スーパー素直で、単純で、周囲に影響されやすいワンコでもある、と、思う。うん、本当に影響されやすいよねえ(笑)。赤西くんが、「2006年の赤西くん」を高く評価してくれる人に出会い、彼の影響を受けているとしたら、赤西くんのファンはその結果を、現段階で喜べるわけ以下略。