赤西くん(とマッスー)ハピバ!

このエントリーをもって、いただいたいくつかのメールやコメント等へのレスとさせて下さい。私も色々と複雑な心境で…短くはまとめられないのです。140字でなんて答えられません!!!

私の立場を誤解されている方がいらっしゃるようですが、私は、「絶対6人のカツンでなければ嫌だ派」をやめた、というだけで、6人のカツンをベストだと思っているし、それを望んでいる事は今も昔も変わっていません。赤西くんの脱退を望んだことなんて1回もないよ!

ただ、今の5人のカツンは素晴らしいし、1人1人のカツンメンバーはいつだって素晴らしいし、だったら例えば3人のカツンだって素晴らしいだろうと、そう思えるようになっただけの事です。そもそも、人数が減ろうが減るまいが、私はカツンに自分が魅力を感じなくなったら、いつだってファンをやめてやるというつもりでいるファンなので。今を楽しむ事にしただけなのです。

「FREE CELL」買いました。読みました。5人のどのページも素晴らしい内容でした。写真が、大きいだけで何のひねりも新鮮味もないただの黒カツンだったとしても、950円を出して惜しくない価値のある記事でした。今のKAT-TUNをますます好きになりました。でも、確かに、6人のカツンを好きなファンとして、不安をぬぐえない内容でもありましたね。だって、5人の結束が固すぎて。それをひしひしと感じてしまって。

神様コンの後、NEWSデビューの後、田口くんが怪我でいなかった時、赤西くんが復帰した時。カツンが仲良くなったなあ、団結したなあ、ますます結束が強まったなあって思った時期は、何度かありましたが、どの時期と比べても、今の5人が1番一致団結して見えます。今の5人に1番強い絆が見えるし、チームワークが良くて、ぶれがない。赤西くんがいなくても、1人1人の強い個性を殺さないままで、立派に活動出来る、楽しそうにお仕事をする、かつて見た事もないほど一致団結しているカツン。6人のカツンが好きだからこそ、この事には不安を覚えずにはいられません。

赤西くんの「東スポ」?あれには、まったく不安をかきたてられる事はありませんYO!赤西くんがご機嫌の良いバージョンで東スポの取材を受けるなんて、めちゃめちゃ新鮮で、微笑ましい記事でした。まあ、空港に行くたびに撮られてるんだから、ちょっとはビジュアルに気を使えYO!芸能人なんだからさあ!とか思わなくもありませんでしたけども(笑)。おかえりなさい、赤西くん。つかの間の休暇、全米ツアーに向けて鋭気を養ってください。誕生日を祝われるために帰ってきたのかと思うと萌えるわ〜(笑)

「FREE CELL」のインタビューで、KAT-TUNの今のこの状況も受け入れている?という質問に、「うん。だから楽しい。もし30とか35でこれを経験したら立ち直れないと思うけど、いまだから立て直せるし、今だから持ちこたえてると言うか。」と、答えている聖くん。

やっぱり、今って一大事なんじゃんねー。なんか知らんけどさ。30だったら立ち直れないと思うような大事件なんじゃんね〜。そんな風にファンに感じさせたくない、ファンに不安を覚えさせたくない、ってカツンが思ってくれてるのは、あっちこっちで語られてるから知ってる。でも、やっぱりさあ、大事件なら大事件と、こんな風に正直に言ってくれたほうが、私はありがたいなあ。だって、私は1人欠けても問題ないようなグループを好きになった覚えはないんだもの。(まあ、それにしったって、今のこの状況というのが聖くんにとって何を指すのか、実は具体的には書かれていないあたり、事務所配慮を感じますけれどもね…。)

3年前、赤西くんの留学中は、今よりずっと他のメンバーのグループ活動は少なかったけれど、マスコミに登場すればそのたびに、「期間限定の5人組ですから」と強調していました。デビュー年の年末を挟んだので、新人賞をとったり、オリコンの年間1位をとったりと、晴れがましい露出がちょっとだけありましたが、その時も「6人でとった賞です」と必ず言いました。

でも、今回の5人は、そうじゃない。赤西くんの抜けた事をできるだけ感じさせないように、5人で完結しているものを届けようとしてくれている。3年前は、6人目のいるべき場所を守ろうとしているように見えたけれど、今は、6人目がいなくても大丈夫な5人を5人で作ろうとしているように見える。

それは、1つ1つのコンサートを成功させていく上では正しい選択だと思います。コンサートのMCなりなんなり、ライブ中に、赤西くんの話題を出さないのは、あたりまえだと思うんです。カツンはいつもライブを、「嫌な事全部忘れて盛り上がってくれよ〜!」って言ってやってるわけで、ファンに、寂しい気持ちとか、不安で複雑で微妙な心理とかを思い出させるネタを、彼らが言うわけありません。最後の挨拶は別として、ライブ中は、「赤西の事なんて忘れさせてやる!」くらいの気持ちでやっていると思う。それに、一緒に行動していなければMCのネタにもならないだろうし、宣伝してあげなければならないような日本での活動もない。赤西くんの名前が出るわけがない。そこら辺は、それだけの事であって、それ以上のポジティブな事もネガティブな事も何もないと思います。

でも、赤西くんのファンが寂しいと思う気持ちはわかります。そして、その寂しさに、どうやら慣れていかなければならないらしい、私が勝手にいだいている未来予想図は、私にとっても切ないんです。

他にも書いている方がいらっしゃいましたが、私は赤西くんのアメリカでの活動が始まった時から、半年なんかで終わるはずがない!と、思っていて、ここにもそう書きました。本気でジャニーズ事務所がアジアだけでなくアメリカ進出を考えたら、少なくとも数年先はみこして話を進めるはずで、今年1年の話で終わるはずがないし、赤西くんのファンとしては、何年もかけるつもりで本気で赤西くんを売りだしてもらいたいとも思う。

ジャニーズ事務所は本気と書いてマジだと思いますよ!だって、誰がみても明らかだもんねえ、ジャニーさんの夢がアメリカ凱旋だと言う事も、失礼ながら、残された時間はもうあまりなさそうだと言う事も。タッキーが現れてから15年、ジュニアのメジャー化であまりに数多くのスタータレントが同世代にデビューし、ジャニーズ国内市場がもう飽和状態であると言う事も。

急務であるジャニーズアメリカ進出に、もっとも手っ取り早くとっかかれる人材が、赤西くんだったのでしょう。本人にその希望があって、言葉の壁が低く、ある程度タレントとして完成していて、セルフプロデュース能力を認められている人材。圭人がもう少し育つまで、他に人材がいないもんねえ。

でも、最近「タッキー&翼アメリカ進出?」という胡散臭い記事を見ながら、ジャニーさんの本命はこっちだろうなあ、と、正直、思いました。

ジャニーズの目指す海外進出は、ジャニーズのタレントの誰か1人がアメリカで売れると言う事ではないでしょう。ジャニーズの文化がエンターテイメントとしてアメリカで認められる事が、究極の目標ですよね。まあ、言ってしまえば、SHOCKと滝沢歌舞伎とドリボを足して3で割らない感じが、ラスベガスで大人気!みたいなのが目標なんじゃない?ブロードウェーとサーカスとジャパネスクが混在となったトンチキステージ。いつか、タッキーや翼がジュニアを引き連れて海を渡るのが、目に浮かぶようです。

あるいは。日本のサブカルやらアニメやら、ヲタク文化が一部の人に受けているらしいですから、ヨーロッパやアメリカでの、KAT-TUN本体(あるいはキスマイ以下の現ジュニア)の活躍もありえない話じゃないと思うなあ。今までの彼らのPVで表現されてきた二次元的なイメージは、ある意味日本らしさだと思うし。あちらで放送されるアニメの主題歌でも歌わせてもらえたら、意外と人気がでるんじゃないかな?

赤西くんの活動は、そんな風に、日本的なものを売りにしているわけではなく、ジャニーズ的なものを売りにしているわけでもない。だから、今のところ、赤西くんのアメリカでの活動に期待されているのは、将来のジャニーズ事務所の海外事業の叩き台というか、実験台かなあ、と、思っています。実験台そして誰かの踏み台で終わるのか、自分の未来につなげる事ができるのかは、赤西くん次第なのかもしれないなあと思うと、応援せずにはいられませんねえ。がんばれ、赤西くん!

いずれにせよ、カツンはやめないでね←結局これが一番言いたい(笑)