無題って事でいいでしょう。

ここは、本当に本当に自分のためだけに書いていて、あとで自分が「あの時」の気持ちを思いだすためだけに書いていて、だから、有益で迅速な情報など一切ないし、誰かに向けて何かを発信してもいないし、スターをもらえるとすごく嬉しいけれど、共感や同調を求めるために書いているわけでもない。だからこそ、カツンにニュースがあったこんな日は、今の気持ちを正直に書き留めておくべきだと思ったのですが…。

言いたい事も、思う事も、たくさんあるのですが、言葉にするのが本当に難しいんです。

朝起きて、ヤフトピとWSでニュースを聞いた時は、そんなにショックでもないなあ〜って思う自分がいました。ずっと前からこんな日が来るかもしれないと、カツンファンなら誰もが一度は考えた事があると思うし、私にはとっくにその覚悟はできていたよ…って思いました。カツン6人が全員大好きだから、別々に活動する事になっても、全部まとめて応援するよ〜って思いました。まあ、その後、スポ誌の掲載情報が入ってくるにつれ、ジャニさんのコメントも、事務所の方針も、赤西くんの心情も意味不明すぎて、だんだん複雑な心境にはなったのですが、それなりに冷静に受け止めていました。

何もかも正式に決定するのは赤西くんの秋までの全米ツアーが終わってからで、それまでは人数すら中途半端なカツンである、という点に関しては、新しい情報が入ってきたわけではないので、すべての情報をスルーしてもいいのかな?と思ったくらいでした。

私はずっと、なんだかんだ言って心のどこかで赤西くんのいないカツンの未来なんていう事は、ありえないと思っていて。(←だって、5人にとっても赤西くんにとっても事務所にとっても、リスクが高いだけでしょう?。誰も喜ばないし、誰も得しない事を、あんな大きな会社がやるとは思えなかった。)だから、またジャニーズ事務所とマスコミの情報操作に踊らされるのはゴメンだぜ!赤西くんの本人コメントが出るまでは、何にも信じないぜ!と、そんな風に思っていて。だから、マスコミの言う事になんか、全然、まどわされないつもりでいて。ただ何となく、一日が始まりました。

でも。ジャニーさんコメントが出たと言う事は、大きいのですよね。正式発表を覆す事すらあるくらい、ジャニーさんがコメントを出したら、どんなムチャクチャでもその通りになる。今まであの事務所を見てきて、嫌ってくらいわかっている事です。

今日、美容院に行ったら、目の前に某ジャニっこさんたちが絶対に載らないアイドル誌を出されたので、数年ぶりにそのJ誌を手にとったんです。巻頭の特集ページが、AKB48総選挙の記事でした。前田あっちゃんと大島さんの2ショットの写真に「この2TOPは永遠に不滅です」と書いてありました。「2TOP」という単語に、不覚にも、泣きたくなってしまいました。

その後の仕事中も、なんだか時々ぶわっとカツンさんの事を思い出して頭がグルグルする感じで、わりと手抜きの授業を行い(←今日の仕事は塾講師)、社会人として完全に失格でした(^_^;)

赤西くん脱退の可能性が、こんなにも明確に報道された事は、私にとっても、かなりのショックだったようです。そりゃあそうですよ。だって、私は、6人のカツンを丸ごと好きになった事がカツンファンとしての第一歩で、その中から亀担になる事を選びはしましたが、一番好きなのは6人のカツンなんですもの。

自分が少数派らしいと言う事は知っていますが、アイドルという存在を個人として愛し楽しむという事が、私の思考回路にはありません。アイドルというのは私にとって「疑似恋愛対象」にはなりえないし、男性の顔の美醜がよくわからないのでルックスだけを愛でる事もできないし、才能を愛でる事はできるけれども、どんな才能に惚れ込もうと、それだけではあっと言う間に飽きます。私にとってアイドルは、あくまでも、グループ丸ごと愛するものです。どんなに素敵な人を見つけても、その人が所属するグループを好きになれなかったらヲタクにはならず、ライトに好きというだけで、お金を落とす事も少ないでしょう(例:デビュー当時のやまぴーとNEWS。)

私はヲタクなので、アイドルは萌える対象でありますが、観察し、分析する対象でもあって、メンバー同士の「関係性萌え」だの、ジュニア時代から長い目で見守る「成長萌え」だの、グループを組んでデビューした人達には大きなグループになって欲しいという夢を託す「バーチャルおかんの夢を託す萌え」だの、そんな萌え方をしています。

赤西くんだろうと、他の誰かであろうと、1人でも欠けたらそれはもう、私が好きになったカツンじゃない。6人のバラバラな個性がいたからこそ、いつかそのバラバラな6つが生み出すであろう壮大な世界観に、私は夢を見たんです。この子たちの将来は、きっととんでもない事になる!と。そのとんでもない世界まで、ついていきたい!と。

今はまだ、ジャニーさんコメントやらマスコミ報道やらを鵜呑みにして、6人のカツンという第一希望を捨てるには早すぎる!そう思う部分もあるのですが…。

5人のカツンは、今のところ、世界観が小粒です。十分かっこいいけれど、予想もつかない壮大な夢を拓せるほどの将来性は感じない。一応は6人であった時とは、まったく違うグループです。カツンのコンサートなのに、各メンバーが自分のソロパートにばかり力を入れてしまうと言う悪い癖は、赤西くんがいなくても直らなかったようですが、それも、5人になってしまった今、悪い傾向としか思えない。

会見で亀梨くんが言っていたように、確かにここがスタートなのでしょう。赤西くんがソロ活動中ではあるけれども一応在籍していていつか戻ってくるカツンと、完全に5人になるカツンでは、全く別のものです。私としても、新しいグループとして5人のカツンを見て、彼らをどのくらい好きでいられるのか、再び考え直さなければならないなあと思います。

リセット、です。

グループを組んで5年もの間、ジュニア時代を一度のメンバーチェンジもなく活動し、そのままメンバーを入れ替える事もなくデビューできた、カツンは奇跡のグループでした。その奇蹟が失われてなお、私にとってのカツンが「特別」であるかどうか、今は正直、わかりません。